生命保険の更新に注意

生命保険の更新に注意

生命保険の種類には、終身保険と定期保険があります。終身保険は保障が一生涯続くもの、定期保険は期間を区切って保障が得られるものです。

ですから、通常「保険の更新」は「定期保険」の場合に起きるもの、ということになります。

定期保険の場合に更新がある、ということは、生命保険についても「定期生命保険」に入っている場合のみ更新があると思っている方が多いかもしれません。

けれども、10年から20年前くらいに盛んに発売されていた終身生命保険は、定期保険特約付きのものなのです。
定期保険特約付き終身保険は、主契約の部分は終身保険ですが、特約部分は一定期間ごとに更新されます。
ですから、「確か終身保険に入っていたから、更新は関係ない」と思い、保険会社からの連絡を見逃していると、定期部分が自動更新されることになります。

とはいえ実のところ、自動更新される分には、あまり問題にはならないことが多いです。むしろ注意するべきなのは、保険会社の方から、「定期保険分の更新にあわせて終身保険ののりかえをすすめてくる場合」です。
保険会社としては、終身保険も一旦解約して払い戻し金を受け取り、さらに月々の負担の軽い終身保険にのりかえれば得、というような話をしてくると思いますが、ここで思いだしていただきたいのは、終身保険の大原則。

こちら


それは、終身保険は保険料が変わらないことから、年齢が低いうちに入ったほうが基本的に得、ということです。つまり、わざわざ年齢が高くなった今の状態で終身保険に新たに入るという行為は、無駄といってしまっていいのです。

ただ、10年、20年と時間がたてば、必要な保障が変わってくるというのは確かです。
生命保険の場合、万が一契約者が死亡した時に、遺された家族の生活を助けるために入っているケースがほとんどかと思いますが、もし、お子さんが0才の時点で生命保険に入ったのなら、20年で定期部分の更新になった時には成人していることになります。
そう考えると、生命保険自体を見直したくなる気持ちもわかります。

ですが、先に説明した通り、終身保険を解約したり、新たに契約したりすることはおすすめではありません。
もし保険の負担金額を減らしたい、補償範囲もコンパクトにしたい、ということであれば、定期保険特約の部分を十分に見直してみてください。
今契約している保険会社で、あまり納得のいく特約がみつけられない場合は、特約だけ更新しない、という選択をすることもできます。

こちら

そうすれば、特約でカバーしていた保障範囲については、別の保険会社の定期保険に入る、という方法もとることができます。

以上、生命保険の更新について、注意すべき点をみてきました。まずは自分の生命保険のタイプといつ更新になるのかを確認し、更新が近いようなら、他に加入している保険やライフプランと合わせて、検討をはじめておくとよいでしょう。

生命保険のデメリット

万が一の時に備えるために、生命保険に加入している人も多いことでしょう。
生命保険は加入することで金銭的保障を確保できますので、大きな安心感を得られるというメリットもあります。
しかし一方でデメリットもあります。

■保険料の掛け金が高い

入っている保険にもよりますが、より保障内容が充実しているもの程、保険料が高くなってしまいます。
一番高い部分は死亡保険料部分です。
終身死亡保障部分は保険会社が最終的に必ず払うと決まっています。
支払金額より受取金額が確かに少し多いのですが、保険料というよりも積立金のような感じの支払金額になっています。

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さらに他にも、特約を付けると保険内容が充実しますが、どうしても保険料は高くなってしまいます。
こうなると大体毎月数万円になります。

また更新型の生命保険であれば、更新時に保険料が上がってしまいます。
それも少しではなくかなり上がってしまう場合が多々あります。
若い時は数千円だった保険料が更新ごとに数万円に上がっていくこともあります。

さらに払込期間が短いと月々の保険料はさらに高くなりやすいです。
保険は長く払い続けるほど月々の負担が減ります。

そうしたこともあり、今は終身払いの終身型保険も人気があります。

■保険の見直しをしなければならない

加入したてのころは最新の保険内容なので満足した保険でも、年数がたつと古くなってしまいます。
特に生命保険に特約が沢山ついている場合は、特約部分が古くなってしまいます。
古い保険をずっと持ち続けていると、いざ使おうとしたときに使えない場合もあるので注意が必要です。

逆に新しい特約もどんどん出てくるので、途中で増やしたいと思うかもしれません。
その場合でも見直しが必要です。
子供が生まれたから、死亡保障を大きくしたいと思う時もあるでしょう。

こちら


加入済み保険は、どうしても見直しが必要な時がきます。

古い保険なら、死亡保障を大きくしたり、欲しい特約部分を付けたり取ったりすることは出来ない場合が多いので、下取りをして新しく保険に入り直さなければならないかもしれません。

一度入ってしまえば、もう安心と思いたいところですが、保険はどんどん内容が新しく変わるのでたまにチェックする必要があります。

■生命保険に入っても使ったことがない

健康な人であれば、生まれてから手術や入院を一度もしたことがない人もいるかもしれません。
そのような人からみると、生命保険を使わないのに特約を沢山つけて、掛け金だけを取られて損だと思うかもしれません。

保険はあくまでも備えです。
「万が一の時のための安心の保障」なのです。
使う頻度が高くても低くても仕方のないことです。
逆に手術も入院もなく健康で元気でいられたということは、大変幸せなことでしょう。

でも保険を使わなかったのは今までの結果であって、もし今まで何かあったとしたら保険に入っていて良かったと思っていたことでしょう。
保険のありがたみはケガや病気を実際にしたときに気づくはずです。



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